侍J・稲葉監督 「周東」アピールは師匠ノムさん譲りの戦術だった…プレミア12裏話明かす

[ 2019年12月12日 20:16 ]

子どもたちとキャッチボールイベントで交流した侍ジャパン・稲葉監督
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 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)は12日、福岡市内の野球用品店でファンとの交流イベントに参加した。

 未就学児も混ざった子どもたちとキャッチボールイベントを行い、野球少年たちへのスイング指導などを行った。11月17日まで戦ったプレミア12に優勝し10年ぶりの国際大会タイトルを手にし、来年7月の東京五輪へはずみをつけたばかり。「まだその記憶も新しく、子どもたちも“ジャパン”という目で見てくれて、いい時間を過ごせました」と笑顔で振り返った。

 プレミア12を回顧し「チームの雰囲気が良かった。やっぱりマッチですよね。あれならばソフトバンクは強い、と思いました」と地元ソフトバンクの松田宣浩(36)を陰の殊勲者に挙げた。スタメン落ちした決勝は、試合前の円陣で“必勝”と書かれたハチマキを巻き、チームを鼓舞。「12球団見渡しても、ああいうことしてくれる選手はなかなかいない。まさか“監督、何と書いてありますか?”と振られるとは思わなかったですけど」と感謝した。

 また、代走の切り札として機能した周東佑京(23=ソフトバンク)にも言及。「先制される試合が多かったが、7、8、9の最後3イニングを残し、とりあえず1点差までにしようと考えていた」と明かす。「なぜなら周東選手がいる。かきまわしてくれるから」と続けた。ジョーカー的存在の周東の名前を、実はメディアを通じ積極的に発信していたという。「情報が流れて、相手もミーティングをする。相手投手が意識してクイックする。慣れていないのでストライクが入らなくなる。球に力がなくなる。意識してくれるだけでいいんです。これはよく野村監督が使った手です」と師匠の一人である野村克也氏(84)譲りの戦術の一端を明かした。

 全試合4番を任せ、MVPに輝いた主砲・鈴木誠也(25=広島)は、元新体操日本代表でタレントの畠山愛理(25)と結婚したことを発表したばかり。「私もイベントでお会いしたことがありますが、本当にいい奥様を見つけたなと思います。ますます活躍してくれるんじゃないかと」と新婚効果でのさらなる活躍を期待した。

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