日本ハム・秋吉の思い…“なすびの誤解を解きたい”「快く思っていないなんてことはありません」

[ 2019年12月12日 09:30 ]

日本ハム・秋吉
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 日本ハムの秋吉亮投手が11月29日に契約更改交渉を行い、年俸1億円(推定)でサインした。ヤクルトからトレードで加入して1年目。53試合に登板して自己最多の25セーブと復活を果たし、3年ぶりに大台に復帰した。

 新天地では開幕時こそ中継ぎだったが、すぐに抑えとなりセーブを積み重ねた。「1億円はプロ野球選手の目標だと思うし、だれでも行ける数字じゃない」と充実感のあったプロ6年目。しかし心残りがあった。

 それは7月のことだった。楽天生命パークで楽天―日本ハムを観戦したタレントのなすびが投稿したツイッターだ。以前から似ていると言われていた2人だが、なすびはこうつぶやいていた。

 「実は小耳に挟んだ情報によりますと、秋吉投手御自身は、“なすびに似ている”と言われるのを快く思っておられない…との事でしたので、悪乗りせずにおりました」(原文まま)

 このような投稿があることを人づてに聞いた秋吉は、すぐになすびのツイッターをフォロー。ダイレクトメッセージを送ろうとしたが、設定上送ることができなかったのだという。そのまま今シーズンも終わってしまい「快く思っていないなんてことはありません。誤解を解こうと思ったけど手段がなくて…。ぜひ今後も試合を見に来ていただきたいし、僕のことを応援してくれたらうれしいなと思っています」と呼びかけた。

 ヤクルト時代から、後輩たちにも「なす」と呼ばれいじられていた秋吉。先日出席した「SSKプロスタッフ会議」では来季に向けた用具の話し合いを行ったが、練習用グラブは「僕のキャラクターなんで」と笑い、紫色のものを注文した。フィールドは違うが、お互いどこか気になる存在。誤解が解けた際には、2ショットも見てみたい。(記者コラム・町田 利衣)

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