阪神 横田 引退は「1球もボールがきれいに見えなかったので」

[ 2019年9月23日 05:30 ]

引退会見をした横田(撮影・坂田 高浩)
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【横田に聞く】

 ――実戦復帰を目指してきた中で葛藤は
 「この1年半とても苦しかったですけど、自分が野球をやりたいと思ってきた決断なので全く悔いはありません」

 ――脳腫瘍と診断をされた当時は。
 「本当に頭が真っ白になって今後野球ができるか不安になりましたけど、これまでたくさんの方に支えられてここまで来られたので、本当にみなさんには心の底から感謝の気持ちしかありません」

 ――鳴尾浜球場ではファンに激励された。
 「やっぱり1日でも早く試合に出て(背番号)24番を取り返してくださいと言われた瞬間。自分もその気持ちでやっていた」

 ――1軍では109打席。一番印象に残っている打席は。
 「巨人の菅野投手の球というのは本当にすごいボールだなというのは今でも覚えています」

 ――今後は。
 「球団の方からも話をもらっていますけど、しっかりもう一回両親と考えてからにしたいと思っています」

 ――前向きな性格の原動力は。
 「病気をしてから病気と一緒に戦っていくというのはやっぱりマイナスの発言とかも絶対にダメだと思って、自分の中でもプラスに考えて絶対どうにかなる、その日は必ず来ると信じて今までやって来ました」

 ――視力低下が最大の理由。
 「1球もボールがきれいに見えなかったので。毎日苦しかったですし、これが来年も一緒だったら…もう本当につらかったので自分で(引退を)お願いしました」

 ――プロ野球人生を振り返ってみて。
 「最初の方は(試合に)出させてもらって、凄くうれしかったですけど、病気してからの野球人生の方が自分の中ではもがいて苦しんで、いつも何でボールが見えないんだろうと思いながら練習もしてましたし、この2年半の方が自分の中では印象が強いですね」

 ――同じ病気の人に夢を与えたいと言ってきた。
 「そこは今でも変わってないですし、これからも絶対変わることなく、今苦しんでいる方がたくさんいると思うので。そういう人たちにいい所は見せられなかったでしたが、これから何かしらの形で少しでもいい所を見せられるように、これからの人生頑張っていきたいと思います」

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