広島 リーグ4連覇消滅 緒方監督「結果は受け止めている」

[ 2019年9月20日 05:30 ]

セ・リーグ   広島8―11DeNA ( 2019年9月19日    横浜 )

<D・広25>ベンチでメモを取る緒方監督  (撮影・大塚 徹)                                                                                                                                              
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 広島は19日のDeNA戦で7―0から逆転負けし、3試合を残してリーグ4連覇の可能性が消滅した。6回に3ランと満塁弾を浴びて一気に追いつかれ、同点の延長11回も今村がサヨナラ被弾。DeNAから2・5ゲーム差へ後退し、2位浮上も厳しい状況に追い込まれた。

 開幕から140試合目。無残な形で4連覇への挑戦は終わった。最大7点リードからのサヨナラ負けで、3試合を残してリーグ優勝の可能性は完全消滅。緒方監督は「結果は受け止めている」と頭を下げた。

 7―0の6回が悪夢の始まりだった。床田がソトに左中間へ3ランを献上。1死一、二塁で救援した九里は四球で満塁とした後、代打梶谷に右越え被弾して、計2発で一気に追いつかれた。1点を勝ち越した直後の8回1死二塁で投入したフランスアも梶谷に同点二塁打を浴び、延長11回は今村がソトにサヨナラ被弾した。

 両リーグで優勝が一度もない「開幕からの5カード連続負け越し」で今季の戦いは始まった。5月には球団記録を更新する月間20勝(4敗1分)で首位に立ちながら、交流戦は最下位。リーグ戦再開後は20年ぶりの11連敗も経験し、6月18日に陥落した首位に戻ることはなかった。

 投打に誤算が相次いだ。精神的支柱だった新井が引退し、不動の3番だった丸も巨人へ移籍。緒方監督が「2019年の打線の形を早いうちにつくりたい」と試行錯誤する中、中核を担う田中広、長野、松山らの不調も響いた。8月中旬にはドーピング検査の陽性反応でバティスタが離脱し、最後まで主力がそろわなかった。救援陣も3連覇に貢献してきた中崎、一岡が勤続疲労で2軍調整。勝ちパターンを固定できず、手痛い逆転敗戦も目立った。

 先制打に加え、8回に勝ち越し12号を放つなど鼓舞し続けた選手会長の会沢は現実を受け止めた。「負けたら意味がない。しょうがない…。目の前の試合を頑張るしかない」。緒方監督も「残り試合、一戦一戦自分たちの野球で戦う」と必死に切り替えた。2位・DeNAとは2・5ゲーム差。ここで下を向くようでは35年ぶりの日本一など夢に終わる。(河合 洋介)

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