マー君、4回4失点で11勝目ならず Rソックス戦は今季3戦未勝利

[ 2019年9月9日 12:57 ]

ア・リーグ   ヤンキース10―5レッドソックス ( 2019年9月8日    ボストン )

<ヤンキース・レッドソックス>レッドソックス戦に先発したヤンキース・田中(AP)
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 ヤンキース・田中将大投手(30)が8日(日本時間9日)、敵地ボストンでのレッドソックス戦に先発登板。4回8安打4失点で降板し、勝敗はつかず今季11勝目(8敗)はお預けとなった。同戦の登板は今季3戦未勝利。チームは10―5で勝ち、2連勝を飾った。

 今季、ここまでレッドソックス戦では2度の先発機会で防御率40・50と相性が悪い田中。6月29日(同30日)のロンドンでのゲームでは2/3回で6失点と炎上。7月25日(同26日)のボストンでは、3回1/3で自己ワーストの12失点という屈辱も味わった。

 この日こそ同戦での勝利を手にしたい田中は初回、走者を出しながらも無失点での立ち上がりを見せ、2回も得点を許さなかった。だが、4―0の3回に1死一塁から9番・ブラッドリーに左越え18号2ラン。

 さらに、6―2と再び4点リードとなった4回には7番・モアランドに右翼線適時二塁打、続くレオンにも左越え適時二塁打と下位打線に痛恨の連打で点差を縮められた。なんとか4回までは投げ切るも田中は5回のマウンドには上がることなく降板。結局、4回80球を投げ、8安打4失点無四球2奪三振で勝ち投手の権利は得られず、防御率は4・53となった。

 それでもチームは打線が強力援護。2回にトーレスの左越え35号2ランで先制すると、3回にはジャッジのレフトへの適時打などで2点を加え、4回には、2死二塁からトークマンが右越え13号2ラン。主導権を握って勝利し、地区優勝へのマジックを10とした。

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