巨人・坂本“頭魂”先制打直後にヘッスラ&キングタイ35号で連敗6止めた!最短10日M再点灯

[ 2019年9月8日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人10-6ヤクルト ( 2019年9月7日    神宮 )

初回無死二塁、打者・丸の打席でブキャナンが暴投し、二走・坂本勇が生還する(撮影・西海健太郎)
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 やっぱり頼れるチームリーダーだ。巨人は7日、10―6でヤクルトとの打撃戦を制し、連敗を6で止めた。坂本勇人内野手(30)がリーグトップタイの35号ソロを放つなど、3安打2打点の大暴れ。初回には気迫あふれるヘッドスライディングで生還し、ナインを鼓舞した。トンネルを抜けたチームは、最短で10日に優勝マジックが点灯する。

 ユニホームが赤茶色に染まった。坂本勇が本塁を目がけて頭から飛び込む。勢い余って捕手の右太腿に激突するほどだった。

 「あれが一番速いかなと思っただけで、そんなにしたくはないですよ」。1―0の初回無死二塁。ブキャナンのワンバウンド投球を捕手の松本直が三塁側ファウルゾーンにはじくと、二塁走者の坂本勇はスタート。ボールを見失っている間に一気に本塁を陥れた。

 自らの右翼線二塁打で先制後、激走して生還。主将1年目だった15年の阪神とのCSファーストSでも見せたヘッドスライディング。当時は首に張りが出てしまったほどだったが、この日も顧みずに飛び込んだ。本人はクールに振り返っても、十分にナインを奮い立たせた。原監督も「チームにいい意味で活をいれた。いつも頼もしく映っています」と称えた。

 2―0の3回1死には右中間席へDeNA・ソトに並ぶリーグトップの35号ソロ。7回にも左翼線二塁打を放って3安打3打点の大活躍だ。触発された打線は、連敗中平均2・2点だったうっぷんを晴らすように、今季9度目の2桁得点とした。

 プレーだけではない。前日に今季最悪タイの6連敗。試合後、クラブハウスに戻るとチームメートに「明日勝てば大丈夫だから。しっかり行こうぜ」と声をかけた。この日のミーティングでも「行こうぜ!」と気合を注入。今月初勝利につなげ2位・DeNAと3・5ゲーム差に広げた。

 優勝マジックは最短で10日に再点灯する。「今日の勝ちで明日、いい流れで戦えると思うので、一戦一戦頑張るだけです」と坂本勇。残り16試合。5年ぶりの歓喜へ、背番号6のユニホームを真っ黒にしながら引っ張る。(青森 正宣)

 ○…坂本勇(巨)がリーグトップに並ぶ35号を含む3安打。これで安打も158安打となり、大島(中)の156安打を上回りリーグ単独1位に浮上した。同一シーズンに最多安打と本塁打王は03年ラミレス(ヤ)が最後。巨人では38年秋の中島、48年青田、58、61年長嶋、69、70、73年王と4人(7度)が記録しているだけ。坂本勇が両部門で1位を維持すれば46年ぶり球団史上5人目になる。なお、現日程で巨人の最短マジック再点灯日は10日。

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