ナショナルズのストラスバーグが1イニングで2安打 うち1本は本塁打 投手で5打点

[ 2019年7月19日 12:30 ]

3回に3ランを放ったナショナルズの先発ストラスバーグ(AP)
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 アトランタで18日に行われたブレーブス対ナショナルズ戦に先発したナ軍のスティーブン・ストラスバーグ(30)がバッティングでチームの勝利に貢献した。

 0―1で迎えた3回表に先頭打者として登場すると、ブ軍の先発カイル・ライト(23)から中前打。このあとナ軍打線はメジャー2季目でまだ勝ち星のないライトを攻め立てて5点を入れると、2死2、3塁で再び打席に入ったのがストラスバーグ。するとブ軍2番手のトゥーキー・トゥーサン(23)が投じた92マイル(148キロ)の速球を左越えに運ぶ今季1号3ランを放ち、ナ軍はこの回だけで8点を奪って勝負を決めた。

 ストラスバーグの本塁打はメジャー通算4本目。飛距離は420フィート(128メートル)で、これは2015年から正確な計測が始まってからは投手の放った本塁打としては最長距離。投手が打者として同じイニングにヒットと本塁打を両方を記録したのは、2010年4月11日にエドウィン・ジャクソン(35=現ブルージェイズ)がパイレーツ戦で達成して以来、9年ぶりとなった。ストラスバーグはこの試合で3打数3安打5打点で2得点。昨季は22試合に出場して5打点だったが、その1年分をわずか1試合でクリアしてしまった。

 なお試合はナ・リーグ東地区2位のナショナルズが13―4で勝って51勝44敗。ストラスバーグは5回1/3で8安打、3失点という内容だったが、ナ・リーグのハーラー単独トップとなる12勝目(4敗)を挙げた。同首位のブレーブスは5連勝のあと3連敗。今季の成績は58勝40敗となり、ナショナルズとのゲーム差は「5・5」となった。
 

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