楽天・美馬 完全まであと3人も…四球、安打で快挙逃すも完投で6勝目

[ 2019年7月19日 21:19 ]

パ・リーグ   楽天5-1ソフトバンク ( 2019年7月19日    楽天生命パーク )

<楽・ソ>9回無死、明石に四球を与えガックリの美馬(撮影・西海健太郎) 
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 楽天・美馬は抜群の制球力を発揮し、2安打1失点で完投して6勝目を挙げた。8回までパーフェクト投球をしていたが、9回の先頭打者の明石に四球、続いて栗原に左前打を許しノーヒットノーランはならず。上林の適時打で完封もなくなったが最後まで投げ切り、9回1失点で完投勝利をマークした。

 美馬は初回からエンジン全開。6回までに6つの三振を奪うなど、今季防御率0.64と得意にするソフトバンク打線をキリキリ舞いさせた。5回には味方打線から4点の援護をもらうと、8回まで完全投球。

 しかし9回に先頭打者の7番・明石に四球を与えパーフェクトがストップ。続く代打の栗原に左前打を許し、ノーヒットノーランも途絶えた。代打・塚田を併殺に切って取り完封目前とするが、上林に適時三塁打を打たれ1失点。最終的には完投勝利で今季6勝目。チームは2連勝で貯金を2とした。

 ソフトバンク打線は楽天・美馬の前に1点を取るのが精いっぱい。先発の千賀は打たれながらも4回まで無失点に抑えていたが、茂木に10号ソロを打たれると一気に崩れ、楽天に主導権を渡す結果となった。チームは今季初の5連敗。貯金を12に減らした。

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