【大阪】文武両立・北野のエース・古本 雨でぬかるむマウンドも9回3安打無失点で完封

[ 2019年7月19日 19:19 ]

第101回全国高校野球選手権大阪大会 3回戦   北野3―0千里青雲 ( 2019年7月19日    豊中ローズ )

<大阪大会 北野・千里青雲> 大雨が降る中力投する北野・先発の古本 (撮影・後藤 大輝)  
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 前日は4回途中で降雨ノーゲーム。再試合もまた、雨だった。しかも今度は前日にも増してグラウンド状況は最悪。至る所で水が浮き、まるで17年10月15日のプロ野球、セ・リーグCSファーストSの阪神―DeNAを思い起こさせるような状態の中で、大阪府で1、2を争う進学校である北野のエース・古本は相手に本塁を踏ませなかった。

 9回126球を3安打無失点で完封。「リズムを崩さないよう、ストライク先行で投げました。雨の日は(投球で踏み出す)歩幅を半歩小さくするというのをいつもの練習でやっていた」と、明晰(めいせき)な頭脳でさすがのマウンドさばき。医学部志望で、勉強しながら朝食を食べるなど野球との両立で時間を有効活用するエース右腕は「公立の学校として甲子園に行くのが目標」と言い切った。
 

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2019年7月19日のニュース