阪神・近本ミスター超えいける!20度目マルチ 年間52度ペース

[ 2019年6月3日 06:25 ]

セ・リーグ   阪神7―5広島 ( 2019年6月2日    マツダ )

2回1死二、三塁、近本は右前に2点適時打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 超積極的スイングで、打線に勢いをもたらした。1点を先制してなおも2回1死二、三塁。近本が初球をとらえると、名手・菊池涼のグラブを弾く右前2点打となった。

 「しっかりまずは1本打つというのは毎試合思っているんですけど、1本出たら、次はいいところで打ちたいと思っているのでよかった。今日は1打席目からいい形で打てたのでよかった」

 2連敗で迎えたカード最終戦。初回、先頭打者で放った右前打が、チームを活性化させ、2回の猛攻を呼び寄せた。近本の2点打に続き、大山は右越えの2点三塁打。マルテも左前適時打で続くと、高山にも右前適時打が飛び出した。圧巻の12人攻撃。昨年9月16日DeNA戦の3、8回で挙げた9得点以来となる、1イニングでの今季最多7得点だった。

 再び近本に目を向ければ、55試合を終え、早くも20度目のマルチ安打をマーク。年間に換算すれば52度のペースで、セ・リーグ新人では1958年の巨人・長嶋茂雄が持つ最多48度を更新する可能性も出てきた。

 ただし、個人記録よりも内容と結果にこだわるのが、近本だ。「最後はチャンスで打てなかったので」。2点差に迫られた直後の7回2死満塁では二ゴロ。フルカウントから2球ファウルで粘っただけに、余計に悔しさが募った。

 「チャンスで強くなれるように練習していきたい」

 得点圏打率・289はチーム2位の数字だが、到底、満足することはできない。飽くなき向上心もまた、大きな武器。失敗を糧に、まだまだ打ち続ける。(長谷川 凡記)

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