慶大エース高橋佑 雪辱完封に涙「結果が出なくて…やっと」 大久保監督もらい泣き

[ 2019年6月3日 17:43 ]

東京六大学野球   慶大2―0早大 ( 2019年6月3日    神宮 )

<東京六大学野球 早大・慶大>完封勝利で慶大2位確定に貢献した高橋佑は感極まり涙ぐむ (撮影・西川祐介)
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 慶大のエース高橋佑樹投手(4年、川越東)が早大を散発3安打の完封に抑え、チームも2勝1敗で勝ち点4とし、2位に入った。

 高橋佑が感極まった。9回1死一塁。桧村を遊ゴロ併殺打に仕留めると、こみあげるものを抑えきれない。試合後の整列を終え、ベンチで大久保秀昭監督(49)に抱擁されると、涙腺が崩壊した。

 「去年早稲田に負け今季も結果が出なくて…。やっと雪辱が果たせた」。3連覇をかけた昨秋の早慶3回戦。8回0/3、5失点で敗戦投手となり、チームも3位に終わった。V奪回をかけ、勝ち点3同士で激突した明大戦もプロ注目の森下暢仁投手(4年、大分商)に投げ負けた。エースとしてふがいない思いを、最後の早慶戦にぶつけ、最高のリベンジを果たした。

 大久保監督もエースの涙に、もらい泣きした。社会人(JX―ENEOS)、大学を指揮してきた指揮官も、1選手を抱擁する行為は初めてだった。「去年から責任を感じていたと思う。この舞台にかけていたんですね。成長してくれた」。

 高橋佑は個人的にもリベンジを果たした。1回戦でホームスチール&決勝弾を喫した早大・滝沢虎太朗外野手(3年。山梨学院)を4打数無安打1三振と牛耳った。「絶対、塁に出したくなかった。やられっ放しでしたから」。

 「勝って秋につなげられたと思う」。慶大のエースは表彰式後、明大ナインの胴上げを目に焼き付け、大学ラストシーズンでの奮投を誓った。

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