DeNA連勝で最下位脱出 東10Kでナゴヤ初勝利「いいものですね」

[ 2019年5月31日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA8―1中日 ( 2019年5月30日    ナゴヤD )

4回1死二塁、神里の適時二塁打で生還した柴田(左)を迎える東(撮影・椎名 航)
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 DeNAが2連勝で4月24日以来、約1カ月ぶりに最下位を脱出した。ラミレス監督は「我々がいるべきポジションはまだかなり先だし遠いが、こうやって勝っていけばその位置までいけると思う」と投打がかみ合った戦いぶりに手応えをにじませた。

 先発の東が7回5安打1失点で自身3連勝。宝刀チェンジアップを武器に10三振を奪ったが、直球の最速は142キロ止まりとあって「悪いなりに試合はつくれた。あとは球速。勝っているが納得のいく投球ではない」と首をひねった。それでも三重県出身で愛工大名電で3年間を過ごした左腕が、家族や友人らが見守る前でナゴヤドーム初白星。ヒーローインタビューではスタンドを見上げ「いいものですね。勝てて、こうやってヒーローになれてうれしい」と笑った。

 今季は左肘の違和感で出遅れたが、チームを上昇気流に乗せた2年目は「自分の成長とチームの勝利に貢献できれば」と宣言した。 (町田 利衣)

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2019年5月31日のニュース