DeNA今永 7回零封リーグトップ6勝、前日勝利の東の粘り「参考に」快投

[ 2019年5月31日 21:16 ]

セ・リーグ   ヤクルト2―3DeNA ( 2019年5月31日    横浜 )

<D・ヤ>7回無失点の先発・今永(右)は伊藤光にねぎらわれる(撮影・島崎忠彦)
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 長い連敗の苦境にあるヤクルトにDeNA先発今永が立ちはだかった。

 4回まで1人の走者も許さない完璧な投球。5回先頭のバレンティンに初安打を許し、6、7回にはともに2死から一、二塁とされたが得点を許さなかった。結局7回を3安打11奪三振の無失点でリーグトップの6勝目を挙げた。

 今永は「ブルペンから真っすぐも変化球もよくすんなり試合に入れた。イニングを追うごとに打者の手元で変化させることができたので、三振数も増えたと思います。昨日の東投手が粘り強く投げていたので、こういうピッチングができるよう参考にした」と後輩左腕の快投を生かしたことを明かし、「次回登板では、試合の後半ほどランナーを出さずに三者凡退のイニングを作りたいです」と、さらなる活躍に意欲を見せた。

 打でも先制ソロ本塁打のソト、追加点の適時三塁打を放った柴田が横浜では初のお立ち台に上がり、ともに「うれしいです」と顔をほころばせた。投打がしっかりかみ合ったチームは3連勝、6月以降のチームの上昇を期待させる活躍だった。

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