阪神・秋山「正直狙ってた」平成最後の勝利投手「記録に残るかなと…」

[ 2019年4月30日 21:52 ]

セ・リーグ   阪神8―3広島 ( 2019年4月30日    甲子園 )

<神・広>7回無失点で平成最後の勝利投手となり、梅野(中央)と笑顔で握手を交わす秋山(撮影・北條 貴史)
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 阪神・秋山が平成最後の一戦で7回を散発3安打に抑える好投を披露し、今季初勝利。昨年6月7日のオリックス戦以来の白星で“平成最後の勝利投手”となり、試合後のお立ち台では「正直、狙っていたんで、記録に残るかなと思ってうれしい気持ちです」と笑顔を見せた。

 今季は昨年10月に受けた右膝手術の影響で開幕2軍スタート。1軍初登板となった11日のDeNA戦では6回9安打5失点で黒星を喫した。そこから2軍での再調整を経て戻ってきた1軍のマウンドでは、初回1死から菊池涼に左中間フェンス直撃二塁打を打たれるも無失点で切り抜けると、2~6回は二塁も踏ませぬ圧巻の投球。7回に鈴木の左前打と四球で2死一、二塁のピンチを招いたが、代打・西川をフォークで二ゴロに仕留めた。

 甲子園の大歓声を受けて「久しぶりにお立ち台に立って最高の景色だと改めて感じています。久しぶり過ぎてすいません」とお立ち台で照れ笑いを浮かべた秋山。女房役の梅野とは「悔いのない球をしっかり投げていこう」と話していたといい、「1球1球、平成最後だし気持ちを込めて投げた」と振り返っていた。

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