平成最後の本塁打は広島・バティスタ!しかし元号が変わることを知らず…

[ 2019年4月30日 21:10 ]

<神・広>8回2死一、三塁、バティスタは左越え3ランを放つ(撮影・坂田 高浩)
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 プロ野球平成最後の本塁打は、広島のバティスタ外野手(27)が阪神戦(甲子園)の8回に放った4号3ランとなった。

 30日はセ・リーグ3試合が行われ、デーゲームの巨人―中日(東京D)では中日・福田が2回に逆転の3号3ラン。DeNA―ヤクルト(横浜)では5本のアーチが飛び出し、3回にヤクルトの中村が3号3ラン、4回にDeNAのソトが11号2ラン、筒香が8号ソロ、5回にロペスが4号2ラン、6回にヤクルトのバレンティンが8号ソロを記録した。

 平成ラストゲームとなったナイターの阪神―広島(甲子園)では7回まで一発が出なかったが、0―6の8回2死一、三塁からバティスタが左中間へ3戦連発となる3ラン。広島としては平成で4054本目の本塁打で、この一発が“平成終幕弾”となった。

 しかし、バティスタはドミニカ共和国出身。また、同郷のフェリシアーノ通訳もこの日で元号が変わることを知らず、報道陣から説明されると「もちろん、うれしい」と語った。

 平成1号は1989年(平成元年)4月8日、巨人の原辰徳(現巨人監督)が記録。ヤクルトとの開幕戦の初回2死三塁から先制2ランを放った。

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2019年4月30日のニュース