米子東 夏こそ大飛球物体を!“UFOを見た”最重量4番・福島 無安打で終戦

[ 2019年3月24日 20:06 ]

第91回選抜高校野球大会 第2日1回戦   札幌大谷4―1米子東 ( 2019年3月24日    甲子園 )

<札幌大谷・米子東>敗れるも笑顔で札幌大谷ナインと握手を交わす森下(右)、福島(左)ら米子東ナイン(撮影・北條 貴史) 
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 米子東が誇る今大会最重量の“米農家4番”こと福島悠高(ゆうこう、3年)の春は、豊作とはいかなかった。高校通算12本塁打で“山陰のおかわり君”との愛称を引っさげて「4番・一塁」で出場も、3打数無安打1三振に終わった。

 「チャンスで1本を打てるのが理想でしたが。柔らかく、ゆったり構えて力感のない打撃を心がけました」。本家“おかわりくん”ことプロ野球西武の中村剛也の動画でイメトレを続けてきたが一打は夏に持ち越された。

 身長1メートル85で体重98キロ。32校の選手でもっとも重たいが、実は“おかわり”を控えて甲子園入りしていた。「監督さんと話して動きにキレを出そうと。動けるようになったし強さは変わらなかった」。大好きなお米、辛子明太子、マヨネーズを減らして102キロから減量した。仕上がりも万全だった。

 実家は農家で米、白ネギ、スイカを栽培。“福島家産”の米はチーム内の捕食のおにぎりとしても活躍している。田んぼ、畑に囲まれた中で見上げる地元の空が好きで名前は「ゆうこう」だが、趣味は「UFOを探すこと」。米子市在住のロマンチストは実際に過去3度、未確認飛行物体を見たことがあった。

 「理科は苦手なんですが、宇宙はすごい。今年の1月に動いている物体を発見し、家族も“UFOだ!”と言ってくれたんです」。

 今年から自宅で作る米を含め、鳥取県産の新品種米の名前が「星空舞(まい)」となる。まさに宇宙空間のUFO好きのユウコウには、たまらない名前となった。夏の甲子園で再登場を狙う米子東。次こそ福島が、青空めがけて大飛球を放つ。

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