【スポニチ大会】JFE東日本の本田 1失点完投勝利 元DeNA須田からの金言が成長に拍車

[ 2019年3月12日 17:48 ]

スポニチ大会2日目 Bブロック   JFE東日本(1勝1敗)5―1トヨタ自動車東日本(2敗) ( 2019年3月12日    岩槻川通 )

 JFE東日本の本田健一郎が8安打を許しながら1失点(自責0)完投勝利を飾った。

 1メートル70と小柄な右腕。武蔵大から入社2年目ながら堂々のピッチングを披露した。

 大学4年春に首都大学野球の1部に昇格し秋は3勝を挙げた。MAXは150キロをマークし期待されたが、昨年は「まったく余裕がなくて戦力にもなりませんでした」と厳しい1年を送った。しかし社会人野球を1年経験したことで「周りが見えてきて、今は各大会への調整もしっかり出来るようになりました」と成長した姿を見せた。さらにDeNAから古巣に復帰した須田幸太から投手としての心構えなどを教えられ「すべてが勉強になります」とプロで8年間戦った先輩の金言が成長に拍車をかけた。

 「須田さんは打たれた後のこととか、日頃の立ち居振る舞いについても言ってくれますから」と全幅の信頼を寄せる。落合成紀監督は「9回須田に任せてもよかったが、完投して試合を自分で終わらせた自信は大きい。よく投げてくれた」と賛辞を惜しまなかった。

続きを表示

2019年3月12日のニュース