阪神・西、憧れ福留と対戦「すごく幸せな時間」幼少期から大ファン

[ 2019年2月13日 05:30 ]

ブルペンで投げ込む西(撮影・大森 寛明)
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 阪神の西勇輝投手(28)は沖縄・宜野座キャンプ第3クール最終日の12日、いずれも投手陣最多となる7度目のブルペン入りで150球の熱投を見せた。投球の途中で憧れの存在だった福留との対峙(たいじ)も実現し、満足度100%で第3クールを終えた。

 憧れだった人と、2人だけの時間を共有した西は少年のようだった。福留と対峙した感想を聞かれると、間違いなく、今キャンプ最高の笑顔で振り返った。

 「今日は福留さんが打席に立ってくれてすごくうれしい。すごく幸せな時間でした」

 投げ込みをテーマに直球のみと決めて臨んだブルペン投球。投手の球を目慣らしすべく、代わる代わる野手陣が打席に立つ中、66球を投げ終えたところで幸運が舞い降りた。福留が打席に立ったのだ。最初は「緊張もあった」というが、福留から「厳しく攻めづらいとは思うけど攻めていいよ」と声をかけられると、対戦をイメージしながら内角低めに力強い球を投げ込むなど34球を投じた。

 「打者が打席に立つと投げやすい。福留さんに練習の時から投げさせてもらえるのはなかなかないことですし」

 三重県出身で、幼少期から中日・福留の大ファン。ユニホームを着て試合を見に行っていたほどで「やっぱり、本塁打や強肩、パフォーマンスはすごいです」と印象を語るなど“福留LOVE”があふれ出ていた。

 福留との対峙で一度、切り上げたが、全投手の投球終了後、再びブルペンに戻ると、コースを細かく設定し50球を“おかわり”した。

 「(おかわりの)意図はないです。打者の右左に関わらず、自分の制球でどうにでもなると思っているので、このまま調子をキープしていきたい。このクールで投げ込みは十分できたと思う」

 第3クールを終え、最多7度のブルペン入りで計508球も投手陣最多。それでも、「実戦はまだ意識しない」といい「第4クールは少し落としていきたい」と続けた。期待が集まる中でも、FA右腕が自分を見失うことはない。(長谷川 凡記)

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