マー君 ナ・リーグのDH制導入に否定的「野球は9人でやるものとして育った」

[ 2019年2月13日 16:17 ]

ヤンキースの田中 (AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(30)が12日、春季キャンプが行われるフロリダ州タンパでメディアの取材に応じ、検討されているナ・リーグの指名打者制導入に否定的な考えを示した。

 ナ・リーグの指名打者制については、このオフに大リーグ機構と選手会との間で今季からの導入が話し合われていたが、見送られることが決定。ヤンキースは指名打者制を採用するア・リーグに所属し、ナ・リーグ主催の試合で登板しない限り、田中が打席に立つことはない。

 昨季に田中は走塁で両脚を痛め、戦線を離脱した苦い経験があるが、それでも投手が打席に立つべきとの考えを示し、「昨季に走塁で負傷したが、野球は9人でプレーし、投手も打席に立つものとして自分は育った」と通訳を介して話した。

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2019年2月13日のニュース