阪神・福留、熱投97球!若手の特打に登板 糸原「感謝」

[ 2019年2月3日 05:30 ]

阪神・春季キャンプ ( 2019年2月2日 )

福留は若手の特打の打撃投手を終え、ファンの拍手に笑顔を見せる(撮影・岩崎 哲也)
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 阪神の、どの投手よりも早く打者と対決した。午後3時頃から始まった糸原、北條ら5選手の特打に登板したのは何と福留。チーム最年長の野手の総大将が打撃投手を志願し、千両役者ぶりを見せつけた。

 「別に…」。球場を離れる前に感想を聞かれると“若い選手に聞いてやって”と言わんばかりに質問をいなした。自身の調整も兼ねて野手が打撃投手を務めるのは春季キャンプで珍しいことではないが、まだ2日目。それも41歳の大ベテランが投げるのは異例の光景で、97球を投げ終えた後にはファンから拍手喝采だった。

 「新旧主将対決」となった糸原は、柵越えゼロに封じ込まれ「簡単に料理されました」と脱帽。「感謝しながら打った。100点満点のボールでした」と証言した。浜中打撃コーチも「肩づくりがしたいからと自分から言ってくれた。僕らもすごく助かるし、選手も気合が入る」と最敬礼だった。

 登板前には心優しい姿も見せた。この日の球場には、病気のため寝たきり状態のファンが移動型のベットで応援に来ていた。自身のファンだと知ると惜しみなくサイン入りのシャツやバットをプレゼント。「また試合を見に来てくだいさいね」と積極的に言葉をかけ、15分間以上も交流した。キャンプ初の週末でもあり、糸井やマルテらとともにサイン会も実施。一方で、室内で1時間近くカーブマシンを打ち込むなど、調整にも余念がなかった。

 自身の練習はもちろん、打撃投手、ファンサービスとフル回転の大黒柱。今年もこの男には何の心配もいらない。(山添 晴治)

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