東京五輪の頂点へ 侍ジャパンに確実に浸透する稲葉野球のメソッド

[ 2019年1月6日 10:00 ]

新春球界インタビュー 侍ジャパン・稲葉篤紀監督

今年の目標を「創」とした侍ジャパン・稲葉監督(撮影・会津 智海)
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 【取材後記】昨秋の日米野球で侍ジャパン・稲葉監督と選手の思いがシンクロする場面があった。第4戦。9回の攻撃中にベンチで菊池に「セーフティースクイズあるよ」と声を掛けると「2球目にどうですか?」と逆提案された。菊池は見事、決勝のセーフティースクイズを決めた。

 「彼も1点を取るため、何をしないといけないか分かっていた。首脳陣と選手の意思統一ができていた」。手応えの根拠は、自身の世界一の光景にある。

 09年のWBC決勝・韓国戦。9回裏に追いつかれた。延長10回の攻撃は先頭・内川、次が稲葉の順。「あの時は内川選手が出たら自分は送ると、自分で分かっていた。前から準備ができていた」。サインを待つことなく原監督の思いをくみ、実行した。イチローの決勝打につなげた。

 「選手に迷いなくやってもらうことが一番」。指揮官としての理想へ。稲葉野球のメソッドは確実に浸透してきている。(侍ジャパン担当・後藤 茂樹)

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