西武・山川 球団16年ぶりMVPに驚き「浅村さんだと」

[ 2018年11月27日 19:08 ]

<NPBアウォーズ>MVPを獲得しスピーチする山川(撮影・木村 揚輔)
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 プロ野球のタイトル獲得者らを表彰する「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」が27日に都内ホテルで開かれ、パ・リーグ最優秀選手(MVP)に西武・山川穂高内野手(29)が選出された。西武からのMVPは02年のカブレラ以来16年ぶり。日本選手では98年の松井稼頭央以来実に20年ぶりとなった。

 山川は5年目となる今季、開幕からチームの主軸として定着。球界を席巻した「獅子脅し(ししおどし)打線」の中心を担い、チームをけん引した。「まさか獲れるとは思っていなかった。(受賞の確率は)10%ぐらいだと。(3番を打つ)浅村さんだと思っていた。凄く勉強になるお手本。練習から凄くストイックで」と驚きの表情を浮かべた。

 持ち前のパワフルなスイングで本塁打を量産し、最終的に2位柳田に11本差をつける47本を打ち、初の本塁打王に輝いた。また、打点も124打点とチームメイトの浅村に次ぐリーグ2位という成績。「フライを打つ練習をした。充実した一年になった」と山川。抜群の貢献度で西武を10年ぶりのリーグ優勝へと導いた。

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