最多勝・大瀬良 菅野は「雲の上の存在」「横に並ばせていただいているだけでも大変光栄」

[ 2018年11月27日 18:52 ]

<NPBアウォーズ>セ・リーグの投手部門でタイトルを獲得した(左から)近藤、山崎、大瀬良、菅野(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」が27日、都内のホテルで行われ、セ・リーグの最多勝利を分かち合った巨人・菅野智之投手(29)と広島・大瀬良大地投手(27)が檀上に並んだ。

 菅野は最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、沢村賞とタイトルを総なめする文句なしの奮闘を見せた。体の痛みや疲労の回復は「まだ完全ではありません」としたが、シーズンを振り返ると「スタートはちょっとつまずきましたけど、まさかここに立てるとは思っていなかったです」と謙虚な一言。来季に向けては「またここに帰って来られるように優勝を目指した頑張ります」と抱負を口にした。

 続いてインタビューに答えた最多勝、勝率1位と2冠の大瀬良は「まさかここに立てるほどの成績を残せるとは思っていなかったので。今はもうすごくうれしいです」とこちらも謙虚な人柄らしいコメント。菅野について聞かれると「本当に雲の上の存在の方ですし、横に並ばせていただいているだけでも大変光栄なのですが、少しでも近づいていけるように一日一日精進していきたいなと思っています」と話した。

 大瀬良は日米野球では元広島エースの先輩、前田健太投手(30=ドジャース)とも投げ合った。「本当にたくさん色々なことを教えていただいたお兄ちゃんのような存在ですし、少しでも成長した姿を見せられたらと思って一生懸命投げました」と地元マツダで実現した投げ合いを振り返り、ファンに向けては「また来年ここに戻って来られるように頑張ります」とチームの4連覇がかかる来季の活躍を約束するメッセージを送った。

続きを表示

2018年11月27日のニュース