【27日の主な契約更改】楽天の今江は75%、1億5千万円大幅減 巨人・大竹、ヤクルト村中も50%減

[ 2018年11月27日 21:30 ]

契約更改交渉後、会見に臨む巨人・大竹
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 プロ野球の巨人、ヤクルト、DeNA、ロッテ、楽天、オリックスで27日、契約更改交渉が行われた。

 ロッテからFA移籍し、今季で3年契約を終えた楽天の今江は、野球協約の減額制限(1億円超は40%)を超える1億5000万円減の年俸5000万円でサイン。75%の大幅減に「今年はそこそこやったとはいえ、去年まで2年間結果を出せていなかったので仕方ない」と語った。

 巨人では大竹も野球協約の減額制限(1億円以下は25%)を超える50%減の年俸2625万円でサインした。広島からFA移籍した14年から3年間は1億円だったが、約4分の1に減少も「正直、クビを覚悟していた」とサイン。来季の巻き返しを誓った。

 また、巨人の田原は、球団側の提示にサインをしなかった。7年目の今季は29試合に登板し、2勝0敗、防御率2・56と安定した成績を残した。球団では11年の矢野謙次、加藤健以来の保留者となった。

 ヤクルトの13年目を終えた村中も、減額制限50%ダウンの1400万円(金額は推定)で更改。今季は3試合の登板に終わっており「来年はないかと思っていた。チャンスをもう1年頂けた」と感謝していた。(金額は推定)

<27日の主な契約更改>

【オリックス】
西村凌捕手1350(+600)
小林慶祐投手1500(−500)
沢田圭佑投手2600(+1650)
増井浩俊投手3億円(±0)
【ロッテ】
大谷智久投手8400(−400)
唐川侑己投手5600(±0)
田中靖洋投手2000(+750)
【楽天】
三好匠内野手1050(+50)
今江年晶内野手5000(−1億5000)
【ヤクルト】
山崎晃大朗外野手1100(−200)
村中恭兵投手1400(−1400)
【巨人】
大竹寛投手2625(−2625)
田中俊太内野手1600(+800)
谷岡竜平投手1500(+660)
鍬原拓也投手1650(+150)
重信慎之介外野手2500(+100)
▽保留=田原誠次投手
【DeNA】
田中健二朗投手4600(−1500)
柴田竜拓選手3500(+1200)

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