秋山 ギータに“嘆き節”「あれだけ振る人間に負けると…自分の役割ってなんなのかな」

[ 2018年11月27日 20:07 ]

<NPBアウォーズ>記念撮影を行う(前列左から)東、丸、山川、田中和、(中列同)坂本、宮崎、山田、会沢、菅野、浅村、森、菊池、(後列同)鈴木、近藤、吉田正、秋山、柳田、源田、松田宣(撮影・木村 揚輔)
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 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」が27日、都内のホテルで行われ、2年連続3度目となるパ・リーグ最多安打のタイトルを獲得した西武の秋山翔吾外野手(30)が、ソフトバンク・柳田悠岐外野手(30)に首位打者のタイトルをさらわれたことを冗談まじりに“愚痴る”場面があった。

 まずは「目標にしていた優勝をチームとして勝ち取れたので本当にいいシーズンだったなと思います」と10年ぶりの優勝を素直に喜んだ秋山。だが、個人タイトルに話が及ぶと「途中までいろんな選手と首位打者を争ってたんですけど、あれだけ振る人間に負けると、やっぱり自分の役割って結局なんなのかなと思う」とフルスイングが代名詞の柳田に首位打者のタイトルをさらわれたことについて苦笑いを浮かべながら嘆き節。

 「それでも出塁することを考えて、後の2人が還してくれてたっていうのもあって、打席にたくさん立たせてもらったので、それがヒットの数につながったかなと思います」とチームメートに感謝した。

 先に檀上でインタビューに応じた柳田は「ゲームに入る前は楽しく生活してます」と普段の生活を明かし、侍ジャパンのメンバーとして日米野球で一緒だった秋山については「ストイックやなと思います。(自分も)ストイックなんですけど、それ以上なストイックです」と評していたが、秋山は「本当につくづく一緒にいると真逆の性格なのかなと思いますし、彼ぐらい言葉を選ばずにしゃべれたらどれほど楽かなと思います」と話して場内を爆笑に巻き込んだ。

 そして、インタビュアーから「最後に秋山さんらしく言葉を選んでファンの皆さんにメッセージをお願いします」と振られると「本当に1年間応援ありがとうございました。ライオンズが10年ぶりに優勝したのもライオンズファンだけでなくたくさんの方が注目していただいたおかげで頑張ることができました」と大人のあいさつで締めくくった。

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2018年11月27日のニュース