清宮 雑用で上る“大人の階段”「社会人としてまだまだ未熟」

[ 2018年4月18日 09:30 ]

7回無死、左中間に二塁打を放ち、楽天二塁手・西巻(右)と言葉を交わす清宮
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 日本ハム・清宮が3月に腹膜炎で離脱し、2軍で過ごした期間は決してマイナス面ばかりではなかった。同じく早実から高卒でドラフト1位でプロ入りし、「大ちゃんフィーバー」を巻き起こすなど絶大な人気を誇った荒木2軍監督は「1軍ではスタッフがいろいろやってくれるけど、2軍ではルーキーが雑用をやるのは当たり前。俺も当然やっていたよ」と新人の仕事を覚えさせた。

 早実時代は1年生から主力として活躍していたため、雑用の経験が少なかった。1軍の春季キャンプ中には荷物の運び出しが遅く、先輩選手から注意を受けたこともあった。「高校からプロの世界に入って、いろいろ大人に向けてやらないといけないこともある。社会人としてまだまだ未熟」と反省もした。現在は周囲に目配せして、試合後にも荷物出しなどを積極的にこなす。大人の階段を上る清宮の人間的成長にも注目だ。 (日本ハム担当・東尾 洋樹)

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2018年4月18日のニュース