青木 愛するヤクルトで優勝 2位で米移籍「前に進みたい」

[ 2018年2月7日 05:30 ]

入団会見で小川監督(右)と笑顔を見せる青木
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 メジャーから7年ぶりにヤクルトに復帰した青木宣親外野手(36)が6日、那覇市内のキャンプ宿舎で入団会見に臨んだ。プロ入りからの6年間と同じ背番号23のユニホームに袖を通し「しっくりきている。(10〜11年の)1番より23番の方が好き」と笑った。

 「(ポスティングで)去って行った感じの自分を温かく迎えてくれる。この球団を愛している。優勝させることしか考えていない」

 狙うは昨季最下位チームの再起のみ。前回在籍最終年の11年は2位で、優勝を「やり残したこと」と表現した。「日本時代はそこで一回、止まっている。前に進みたい」。日米通算2058安打の安打製造機は、4度目の首位打者にも「それくらいの活躍はしたい」と意欲を示した。

 新体制で猛練習が続く今キャンプには「練習の内容、量、いろんな方向から変わろうとしている」と驚いている。会見前には室内練習場で練習し、115スイング。調整は任されており、当面は別メニューで調整する。

 大リーグのFA市場が停滞していることが復帰を決めた要因の一つで「ヤクルトに迷惑が掛からない時期がここまでだと決断した」と語った。メジャー6年間の経験は「自分を変えてくれた。苦しい中でも前向きにやってきた。相当自信になっている」といい、成長した姿で勝負する覚悟だ。 (細川 真里)

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