ソフトB今宮 親指硬い新グラブで堅守に磨き 強烈な打球に対応

[ 2018年2月7日 09:00 ]

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アンダーアーマーの新しいグラブでノックを受ける今宮
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 進化するために、キャンプは新たな取り組みを試せる場だ。ソフトバンクの名手・今宮は第2クール初日にニューグラブを使用して特守を行った。

 軽快なグラブさばき。二塁の明石との併殺プレーはほぼノーミスだ。5年連続でゴールデングラブ賞を受賞している遊撃手は「型は去年と同じですけど、親指の部分をちょっと硬い感じで作ってもらった」と好感触を口にした。

 マイナーチェンジには理由があった。近年、筋力トレーニングや打撃技術の向上によって打者のスイングスピードが上がり、強烈な打球をさばく回数が増えたという。「まずはしっかりと捕ることが大事。僕はグラブで、“つかむ”ことを意識している」。打球スピードに負けないために、左手親指の付け根付近の革を硬くした。

 今キャンプには数種類のグラブを持参している。「試しながらできるのは、キャンプの序盤だけ。実戦に入ればエラーはできないので、これから仕上げていきたい」。ノックを受けながら、操作しやすい今シーズンを戦う相棒を決める。 (川島 毅洋)

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