松井氏以外にもいる殿堂資格喪失者 評価の低さに「不当」と伝えるメディアも

[ 2018年1月25日 11:39 ]

メッツ時代のヨハン・サンタナ氏
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 米国野球殿堂は24日(日本時間25日)に2018年の殿堂入りメンバーを発表。ブレーブス黄金時代を支えた内野手のチッパー・ジョーンズ氏(45)の他、ブラディミール・ゲレーロ氏(42)、トレバー・ホフマン氏(50)、ジム・トーミ氏(47)の4人が選出された。

 米国野球殿堂入りのメンバーは、全米野球記者協会に10年以上在籍する会員の投票によって選出。メジャーで10年以上プレーし、引退から5年が経過した元選手がその対象で、75%以上の得票で殿堂入りとなる。

 殿堂入りには資格を得てから10年で得票率75%に到達する必要があるが、この間に得票率5%以下となれば、その時点で資格を喪失。今回はジョーンズ氏とトーミ氏が資格1年目で殿堂入りを決めたが、一方で同じく資格1年目の松井秀喜氏(43)は0・9%の得票率で、翌年からの候補から外れることになった。

 松井氏の他、今回の投票で資格を喪失した元選手は以下の通り。ツインズとメッツで通算139勝を挙げたヨハン・サンタナ氏(38)の得票率の低さに関しては、NBCスポーツ(電子版)が「不当だ」と伝えている。

▽今回の投票で資格を喪失した元選手。(敬称略、カッコ内は投票数と投票率で、資格はすべて1年目)

ジェイミー・モイヤー、ヨハン・サンタナ(10、2・4%)

ジョニー・デーモン(8、1・9%)

松井秀喜(4、0・9%)

クリス・カーペンター、ケリー・ウッド(2、0・5%)

リバン・ヘルナンデス、カルロス・リー(1、0・2%)

オーランド・ハドソン、オーブリー・ハフ、ジェーソン・イズリングハウゼン、ブラッド・リッジ、ケビン・ミルウッド、カルロス・ザンブラーノ(0、0%)

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2018年1月25日のニュース