星野氏は気遣いの人だった…阪神・福留が明かす、新人時代のエピソード

[ 2018年1月25日 11:26 ]

1999年8月、試合中に福留を指導する星野監督
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 阪神の福留孝介外野手(40)が25日、ABCテレビ「おはよう朝日です」に生出演し、4日に急逝した星野仙一氏との思い出を語った。

 「僕が1番最初に指名されて断った時(95年ドラフトで7球団が競合。引き当てた近鉄入団を拒否)も中日は星野さん。社会人に入ってから指名していただいた時も星野さんだった。僕がこの世界に入るのをつくっていただいた」

 4日は米国に滞在中で「聞いた時は動揺して、“どうしよう、どうしよう”というのはあった」と神妙な表情で振り返った。印象に残っているのは中日の新人だった99年の春季キャンプ。「マッサージしにトレーナールームには行かなかったんですよ。ルーキーだったんで。そうしたら監督が僕じゃなくてトレーナーに“孝介は来ているか?”と聞いて、来てないと聞くとトレーナーを怒ったんですよ。“ばかやろう、すぐ連れてこい!”って。それぐらい気を遣ってくださる人だった」。恩師への思いを胸にプロ20年目のシーズンを迎える。

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