米国野球殿堂 来年はマリアノ・リベラ氏らが有資格に 墜落死ハラデー氏も

[ 2018年1月25日 13:39 ]

現役時代のマリアノ・リベラ氏 (AP)
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 2018年の米国野球殿堂入りメンバーには、チッパー・ジョーンズ(45)、ブラディミール・ゲレーロ(42)、トレバー・ホフマン(50)、そしてジム・トーミ(47)の4氏が選出された。

 殿堂入りのメンバーは全米野球記者協会に在籍する会員の投票によって選出され、メジャーで10年以上プレーし、引退から5年が経過した元選手がその対象。資格を得てから10年で得票率75%に到達すれば、殿堂入りとなる。

 今回はジョーンズ氏とトーミ氏が資格1年目で見事に殿堂入り。そして、来年に資格1年目での殿堂入りを確実視されているのが、マリアノ・リベラ氏(48)だ。リベラ氏はヤンキース一筋19年間でメジャー最多の通算652セーブをマーク。プレーオフ歴代最多の通算42セーブも見逃せない。

 リベラ氏の他、来年に殿堂入りの資格を得る主な元選手は、ロイ・ハラデー、トッド・ヘルトン(44)、アンディ・ペティット(45)、そしてロイ・オズワルド(40)の4氏。ハラデー氏はブルージェイズとフィリーズで通算203勝を挙げたが、昨年11月に自ら操縦する小型機が墜落し、40歳の若さで亡くなった。

 ヘルトン氏はロッキーズ一筋17年間で通算2519安打、369本塁打、1406打点と活躍。2000年には打率3割7分2厘で首位打者、さらに147打点で打点王と2冠に輝いた。ペティット氏はヤンキースとアストロズで通算256勝を挙げ、プレーオフでも史上最多の19勝をマーク。オズワルド氏はアストロズなどメジャー13年間で通算163勝を記録し、2004年には20勝で最多勝利、06年には防御率2・98で最優秀防御率のタイトルを獲得した。

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2018年1月25日のニュース