4年ぶり年間女王・埼玉アストライア 北浦和でVパレード

[ 2017年11月25日 05:30 ]

北浦和で優勝パレードを行う埼玉アストライアの選手、監督、コーチたち
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 4年ぶり2度目の女子プロ野球リーグ年間女王を奪還した埼玉アストライアが23日、球団の活動拠点となる埼玉・北浦和で優勝記念パレードを行った。埼玉は10月28〜30日に行われた日本シリーズ女王決定戦に17シーズン優勝チームの兵庫ディオーネを破り年間女王となったほか、11月3〜5日に行われた「第7回女子野球ジャパンカップ」(スポニチ後援)で球団創設5年目にして初優勝とダブル優勝を記念して行われた。

 イオン北浦和店〜北浦和西口商店街ふれあい通りで約40分行った優勝パレードには、中島梨紗監督をはじめ、楢岡美和キャプテン、ジャパンカップMVPを獲得した川端友紀など全選手、コーチらが応援する地元浦和の人たちに笑顔で感謝の気持ちを伝えた。

 また、優勝パレードを前に19日には県営大宮球場で「FUN!CAN!(楽しく!できる!)」をテーマにしたファンとの交流会を行い、優勝報告セレモニーを行った。

 交流会は“気分は選手!FUN!CAN!2017−アストライア入団テストに挑む!”と題し、小さな子供たちから大人まで、安全に楽しめる入団テストプログラムを用意。ピッチング、守備力(ノック)、打撃(ティーボール)、走塁、カメラ(疑似ヒロインインタビュー)のテスト5項目で交流を楽しんだ。

 優勝報告セレモニーで楢岡キャプテンは「1年間、最初はつらいことがありましたがファンの皆さんが最後まで応援してくれたので、優勝することができました」と感謝を伝えた。また、埼玉のファンの前で再び胴上げされた中島監督は「選手たちは一球一球に対して、全力で戦う野球が1年間を通してできたと思います。本当に頑張ってくれました」とねぎらいの言葉を述べた。

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