オリドラ4山本 プロ初星 39年ぶり球団高卒新人先発勝利

[ 2017年9月1日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス14―4ロッテ ( 2017年8月31日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>プロ初勝利のウイニングボールを手に、福良監督(左)から祝福される山本
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 オリックスのドラフト4位・山本が5回4安打2失点。今季最多の21安打14得点と打線の援護にも恵まれ、2度目の先発でプロ初勝利をつかんだ。球団高卒新人の先発勝利は78年三浦広之以来39年ぶりだった。

 「ホッとした気持ちとうれしい気持ちでいっぱい。全力を出すだけと思って投げました」

 由伸の名は巨人ファンだった父親から高橋由伸監督にあやかって付けられた。地元・岡山を離れ宮崎・都城へ進学。食事量を大増量して肉体アップを図り150キロ超の土台を築いた。間食には「ふりかけか梅干しで」2リットル容量のタッパーの白米をたいらげ16キロの増量に成功。プロで戦い抜く直球を手に入れた。

 「記念球は実家に贈ります。次のチャンスがあれば6、7回といけるように」。新星が第一歩を踏み出した。(湯澤 涼)

 ▼山本の母由美さん(球場で観戦)とてもうれしい。前回よりも落ち着いているように見えました。たくさんの方々に支えてもらっての初勝利。感謝の気持ちを忘れずにチームのために頑張ってほしいと思います。

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2017年9月1日のニュース