高校日本代表、用具届かずカナダ初練習 清宮余裕「いい思い出」

[ 2017年8月30日 07:02 ]

一日たってもバットが届かなかったため、手投げノックで練習する選手たち
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 「第28回WBSC U―18ワールドカップ(W杯)」(9月1日開幕)に出場する侍ジャパン高校日本代表は29日(日本時間30日)、試合が行われるカナダ・サンダーベイ到着後、現地で初練習を行った。

 だが、前日に経由地のトロント発の国内線に積みきれなかった全選手のバットや捕手の防具、一部のボールがこの日の夕方になっても届かず、結局打撃練習は行えなかった。

 ノックバットも同様に届かなかったため、チームスタッフが手でボールを投げて守備練習を行う珍しい光景も見られた。それでも主将の清宮(早実)は「あまり気にしていないです。まあ、これはこれでいい経験ができた。いい思い出です」とトラブルを笑い飛ばす余裕を見せた。

 一方、捕手の中村(広陵)は「(捕手の防具が)恋しいです」と到着を待ちわびていた。

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2017年8月30日のニュース