NPB労使交渉 契約更改での提示内容事前通知、継続審議に

[ 2017年8月30日 05:30 ]

 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会(嶋基宏会長=楽天)の事務折衝が29日、都内で行われた。選手会が求めている契約更改交渉での提示内容の事前通知について、12球団は応じない姿勢を変えずに継続審議となった。

 12球団側は新人、初めて1軍登録された選手に査定内容をしっかり説明すると提案した。しかし、選手会の森忠仁事務局長は「意図していたところと全然違う」と話した。今後は12球団の選手会長らと対応を協議するが、10月6日の次回折衝で満足のいく回答が得られなかった場合、今オフの交渉で全選手が最初は保留するなどの手段に出る可能性がある。

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2017年8月30日のニュース