阪神 メンドーサ獲得に動く 球団社長「総合的に戦力、日程を考えて」

[ 2017年8月30日 18:15 ]

日本ハムを退団したメンドーサ
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 先発投手の駒不足に陥っている阪神が、日本ハムを退団してウエーバー公示にかけられたルイス・メンドーサ投手(33)の獲得に動くことが30日、分かった。この日、獲得の意思を申請した。

 取材に応じた四藤慶一郎球団社長は「(獲得の意思を)申請しました。いろいろ検討した結果、総合的に戦力、日程を考えて」と話した。メンドーサは若手を積極起用するチーム事情もあって、シーズン途中での日本ハム退団が決定。国内他球団への移籍を視野に入れてウエーバー公示にかけられており、先発の駒不足に悩んでいた阪神との利害が一致した。

 メンドーサは来日4年間で通算95試合27勝36敗、防御率3・80と実績十分。2年目の15年に先発で10勝を挙げたが、今季は20試合3勝7敗、防御率3・97と精彩を欠いていた。とはいえ大きな故障もなく、先発要員として十分に計算が立つことから、阪神は、水面下で調査を続けていた。

 早ければ、31日にも獲得を発表し、支配下選手登録する見込みだ。

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2017年8月30日のニュース