ヤク寺島“進歩”試す時 故障乗り越え24日G戦先発も

[ 2017年8月22日 05:30 ]

ヤクルト・寺島
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 故障に苦しみながらもヤクルト・寺島は一歩ずつ前に進んでいる。13日のフューチャーズ・チャレンジマッチで左肘痛から約4カ月ぶりに実戦復帰。19日のイースタン・リーグ、楽天戦では中継ぎで1回無失点だった。「投げられたことは、ひとつ進歩。ここから新しい感覚もあれば前の感覚もある。取り戻せていけたらいい」

 履正社時代から150キロを誇り、注目された。しかし、ドラフト1位左腕は春季キャンプで左内転筋筋膜炎で離脱。4月29日にイースタン・リーグのDeNA戦で復帰も、左肘痛を発症して再離脱した。リハビリを重ね、現在は上向きで、今後は24日の同リーグ・巨人戦(東京ドーム)で先発の可能性もある。「挽回しないといけない」と力を込めた。高校最後の夏は3回戦で敗れ、全国制覇に届かなかった。「優勝が一番の目標だった。でも甲子園に行きたいと思って積み上げてきたものがあるから、今がある」。地道なトレーニングの先に、1軍の舞台がある。 (細川 真里)

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