花咲徳栄・岩井監督、壮絶な接戦制し「苦しかったが、生徒の粘りに興奮」

[ 2017年8月22日 16:34 ]

第99回全国高校野球選手権大会準決勝   花咲徳栄9―6東海大菅生 ( 2017年8月22日    甲子園 )

<東海大菅生・花咲徳栄>決勝進出を決め、歓喜のダッシュを決める花咲徳栄ナイン
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 第99回全国高校野球選手権大会準決勝が22日、甲子園球場で行われ、第2試合で花咲徳栄(埼玉)が東海大菅生(西東京)を延長11回9―6で下し決勝進出。埼玉県勢として夏の甲子園初優勝まであと「1」とした。

 岩井監督は延長戦へ突入した壮絶なシーソーゲームを制し「本当に苦しかったが、生徒の粘りに興奮しています」とコメント。序盤は相手にリードを許す苦しい展開だったが、「一度落ち着けば、また後半勝負になれると思った。中盤落ち着いてくれればと思っていました」と振り返った。

 4回途中から先発・綱脇から清水への早めの継投策について「まず清水を出して試合を落ち着かせて、こっちの攻める形にしたかった。もともとスタミナもあるので厳しいところでよく頑張ってくれました」とねぎらった。

 土壇場の9回に同点に追いつかれたが、延長戦に入る前に「まだまだいけると。粘り合いでは絶対負けなちゃいけないと伝えました」とナインを鼓舞。11回の勝ち越しにつなげた。

 県勢初の真紅の大旗に向けて「気持ちを切り替えて、あと2時間いいゲームを、最後まで楽しんでやりたいと思います」と意気込みを語った。

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