西武ドラ1今井 岸超え沢村賞宣言 背番号11継承「同じではダメ」

[ 2016年12月10日 05:30 ]

辻監督(右)の横で背番号11を披露する今井
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 西武の新入団発表会が9日に埼玉県所沢市内で行われ、ドラフト1位・今井(作新学院)の背番号が「11」と発表された。

 楽天にFA移籍した岸が背負っていた番号を託された今夏甲子園の優勝投手は「岸さんと同じでは駄目。岸さん以上に活躍する」と宣言した。

 真新しいユニホームに袖を通した今井の目は輝いていた。「甲子園も優勝しているので、それだけ期待されているということ。何年目かは関係なく、1年目から開幕ローテーションを目指していく」。大卒だった岸は1年目から開幕先発枠に入り、10年間で2桁勝利7度と活躍してきた。今井は高卒であっても明確に最初の目標を定め、初めて対面した辻監督も「岸と同じような体形で同じような投手。いけると判断すれば開幕ローテもあるかもしれない」と抜てきを示唆。プロでの目標を「沢村賞」と言い切った右腕への期待は高まる一方だ。(重光 晋太郎)

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