悩める堂林にマエケン助言「もう一回、本塁打を意識した方がいい」

[ 2016年12月10日 07:27 ]

古巣・広島の(右から)石原、永川、梵、堂林と話す前田(左端)
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 広島・堂林が「ミズノアンバサダーミーティング」で再会したドジャース・前田から「もう一回、本塁打を意識した方がいい。そっちの方が投手としては嫌」と長打力重視の打撃スタイルを勧められた。

 素質を認める先輩からの投手目線での貴重な助言で、「今のカープは1番から5番くらいまで打線が固まっている。20本、30本打てる打者が下位にいると嫌な打線になる」と諭された。

 振り返れば、12年4月24日の阪神戦(甲子園)。堂林のプロ初本塁打は前田の登板試合だった。同年には主に三塁手として全144試合に出場して14本塁打。将来の飛躍を期待されながら以降は伸び悩み、来季からは外野への本格挑戦も決まった。今回の会議では初めての外野手用グラブを発注。打撃力向上のため肉体改造に取りかかり、体重はシーズン中から5キロ増の90キロに到達したという。「もう(内野への)こだわりはない。試合に出ることを最優先でやる」と不退転の覚悟を改めて強調した。 (桜井 克也)

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