女子プロ野球 埼玉の新監督に中島氏、育成・レイアは京都拠点に

[ 2016年12月10日 16:51 ]

埼玉・中島新監督
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 来季8年目のシーズンを迎える日本女子プロ野球リーグがこのほど、2017シーズンの新体制、新指導者、移籍選手、新入団選手を発表した。

 片平晋作前監督(現リーグ特命コーチ)が退任した埼玉アストライアの新監督には、今季埼玉のコーチを務めていた中島梨紗氏が就任し、また今季育成チーム・レイアのコーチだった辻内崇伸氏が2年ぶりに復帰しヘッドコーチに就任することになった。

 中島新監督は「今年は私自身初めてコーチとして臨んだシーズンでしたが、選手時代とは違った喜び、悔しさ、そして改めて野球の難しさを学びました。3位に終わった今季の悔しさを忘れずに、もう一度一からチームを作り直すつもりで、辻内ヘッドコーチ、大山チーフコーチと共に尽力してまいります」と、ファンに対して来季の巻き返しを誓った。

 その他、今季限りで現役引退する川口亜祐美が兵庫ディオーネ、大澤靖子が京都フローラ、大山唯が埼玉、橋本ひかりがレイアの各チーフコーチに就任し、より選手の育成に力を入れていく。

 なお、今季まで活動拠点を東北(宮城)にして活動を行ってきたレイアは来季から、京都府城陽市に拠点を置き、活動を行っていくことが発表された。ヘッドコーチには元・京都監督の松村豊司が就任する。

 また、来季の移籍選手、新入団選手も発表された。( )内は前所属球団および出身校、チーム名。
【兵庫】投手=古谷恵菜(レイア)堀田ありさ(至学缶大短期学部)、内野手=山崎まり(埼玉)、外野手=高塚南海外野手
【京都】投手=長尾朱夏(尚美学園大)、捕手=泉由希菜(レイア)、内野手=中野菜摘(埼玉)、吉田奈津(レイア)、前田桜茄(レイア)
【埼玉】投手=海老悠(レイア)、内野手=只埜榛奈(京都)、岩見香枝(京都)、外野手=松村朱咲(レイア)
【レイア】投手=森若菜(福知山成美高)龍田美咲(神戸弘陵高)高橋陽菜(駒沢学園女子高)、内野手=浅野桜子(京都両洋高)佐々木希(蒲田女子高)星川あかり(京都外大西高)西山小春(塁ベースボールクラブ)小原美南(アカデミー)

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