根元 880万円減 来季12年目「最後までロッテで…」

[ 2016年12月10日 05:30 ]

契約更改交渉を終え、取材に応じるロッテ・根元
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 国内FA権を行使せずに残留したロッテ・根元が9日にZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、880万円減の年俸3520万円でサインした。

 今季は48試合出場で打率・215に終わったが「常にレギュラーを獲る気持ちはなくしてはいけないと思うし、そこを目指さないと野球選手である以上、もったいない。まだまだ老け込む歳でもないので、もう一度鍛え直して復活できたら」と巻き返しへ意欲を見せた。

 内野手ながら出場機会を増やすため、来季は外野の練習にも積極的に取り組む構えだ。「打撃を生かしたいので、試合に出られるなら何でもやりたい」。交渉の席では、野球に取り組む真摯な姿勢を球団幹部から高く評価されたという。「やっぱりロッテのユニホームを最後まで着て、最後までロッテでやれたら幸せだなと思った。死ぬ気でやって、もう一度結果を残して球団に貢献したいという気持ちが強くなった」。来季がプロ12年目。持ち味の力強い打撃を取り戻し、チームに貢献する。

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