楽天オコエ 現状維持もいつか…「月に土地を買いたい」

[ 2016年10月26日 05:30 ]

12球団最速で契約更改交渉に臨んだオコエ
Photo By スポニチ

 楽天・オコエが仙台市内の球団事務所で12球団トップで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1200万円でサイン。「上がるかなと思っていたが、簡単に上がるほど甘い世界ではない」と、人生初の契約更改の感想を口にした。

 高卒新人では球団初となる開幕1軍をつかんだ。6月18日のDeNA戦(横浜)でプロ初本塁打を放ったが、8月以降は2軍暮らし。ドラフト1位入団で大いに注目された1年目は、1軍では51試合で打率・185、1本塁打、6打点だった。

 年俸の使い道については「寮暮らしなのでためられるうちにためたい」と堅実な一面をのぞかせながら、将来的に欲しいものを聞かれると「月に土地を買いたい。限られた人しかできなさそうだから」。1エーカー(約4000平方メートル)で約2700円とお手頃ではあるが、宇宙に目を向けるあたりが並の新人ではない。

 「(来季は)今シーズン以上の成績を最低でも残さないと。来季も変わらず、気合マックスでいきたい」。オコエよ、月に向かって打て――。 (徳原 麗奈)

 ☆月の土地の購入方法 米国ネバダ州のルナ・エンパシー社が販売し、土地の権利書の発行を行う。同社が1980年に月の所有権の申し立てを行い、土地権利宣言書を作成。世界各国に加え、国連にも提出した。価格は1エーカー(約4000平方メートル)で約2700円。購入者は月の土地権利書や月の地図などを手に入れることができる。現在、130万人以上の所有者がいると言われ、卓球の福原愛は結婚した江宏傑(コウコウケツ)のためにプレゼントしたとし、「私も購入し、月でも2人は隣同士です」とのろけていた。

続きを表示

2016年10月26日のニュース