奇跡的な?一日 100メートル弱の距離でともに“満員御礼”

[ 2016年10月26日 17:39 ]

ワールドシリーズのファンとNBA開幕戦を観戦に来たファン(AP)
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 大リーグ・インディアンズの本拠地「プログレッシブ・フィールド」の左翼席後方にあるのがNBAキャバリアーズの本拠地「クイックンローンズ・アリーナ」で、両施設の距離は100メートル弱。

 25日は偶然にもワールドシリーズ初戦とNBA開幕戦が重なり、2つのビッグイベントの模様を伝える一枚の写真に2チームのファンの姿が同時に収められるという奇跡的な?一日となった。

 観客数はワールドシリーズが3万8091人でNBA開幕戦が2万562人。当然のことながら、ともに“満員御礼”だった。

 26日にはキャバリアーズの試合がなく、チームの大黒柱、レブロン・ジェームズ(31歳)はチームメートとともにインディアンズの応援に駆けつけることを示唆。クリーブランドを本拠にしている“相棒”を全面的に支援する姿勢をのぞかせた。

 なおジェームズと、ヒートからブルズに移籍した親友のドウェイン・ウェイド(34歳)との間ではワールドシリーズに関する賭けが成立。インディアンズが優勝した場合、ウェイドはロードでクリーブランドに来た場合にインディアンズのユニフォームを着用しなくてはならず、もしカブスが108年ぶりの優勝を遂げた場合、ジェームズはカブスと同じシカゴを本拠にしているブルズとのロードゲームではカブスのユニフォームを着ることになった。さてこの賭けに負けて恥ずかしい思いをするのはどっち?

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