大谷の活躍がベストナインの規定を変えた 重複投票が認められる

[ 2016年9月20日 17:50 ]

日本ハム・大谷

 二刀流として投打に進化を続ける日本ハム・大谷翔平投手(22)の活躍が、ベストナインの投票規定の変更をもたらせた。東京プロ野球記者会幹事会は20日、ベストナインの投票規定の変更を決定。旧規定で禁じられていた投手と野手のポジション、投手とベストDHの重複投票が認められることになった。

 規定の変更は以下の通りとなっている。

 (1)ベストナインについて

 旧規定「2つのポジションにおいて同じ選手を重複記入した場合、1つのポジションでも未記入の場合、さらに今年度シーズン中に守っていないポジションに記入した場合、『該当者なし』と記入した場合、ベストナインの投票は無効となります」

 新規定「野手のポジションにおいて同じ選手を重複記入した場合、1つのポジションでも未記入の場合、さらに今年度シーズン中に守っていないポジションに記入した場合、『該当者なし』と記入した場合、ベストナインの投票は無効となります。投手と野手の重複記入は認めます」

 (2)ベストDHについて。

 旧規定「ベストDHは、ベストナインに記入した選手以外から選んでください。ベストナインとベストDHに重複記入した場合、DHが未記入の場合、さらに今年度シーズン中にDHとして出場したことがない選手を記入した場合、ベストナイン、ベストDHいずれの投票も無効となります。開票の結果、ベストナインとベストDHの両方に選ばれることはあります」

 新規定「ベストDHは、ベストナインで野手のポジションに記入した選手以外から選んでください。ベストナインの野手とベストDHに重複記入した場合、DHが未記入の場合、さらに今年度シーズン中にDHとして出場したことがない選手を記入した場合、ベストナイン、ベストDHいずれの投票も無効となります。投手とベストDHの重複投票は認めます。開票の結果、ベストナインとベストDHの両方に選ばれることはあります」

 ベストナインは10月に投票が行われ、11月下旬に発表される。投手とDHの二刀流受賞なるかが注目される。

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2016年9月20日のニュース