DeNA三浦「リーゼントは単純に好き」「矢沢永吉さんの歌に励まされた」

[ 2016年9月20日 15:45 ]

引退を表明し、会見する三浦

 DeNAの三浦大輔投手(42)が20日、横浜市内で記者会見を行い、今季限りで現役を引退すること発表した。会見の冒頭で「私、三浦大輔は、今シーズン限りで引退します」と表明。「25年間、横浜の街で育てられて、たくさんの方に応援していただきここまでやってくることができました。いろんな思いがありますけど、感謝の気持ちでいっぱいです」と心境を語った。

 会見での主な一問一答は以下の通り。

――引退を決めた理由は?
 「勝てなくなったからです。先発ができなくなったら、勝てなくなったらやめると決めていました」

――指導者への道は?
 「将来的には指導者という道も夢にありますが、もっともっと勉強しないといけないなと思っています。まだユニホームも脱いでいませんが、将来的にはまた横浜に戻ってきたいです」

――強いチームとは?
 「個人個人がプロフェッショナルとして準備をしっかりする。ファンと地元、チームと一緒に同じ目標に向かっていくチームです」

――リーゼントでは反骨精神も表現していた?
 「この髪形が単純に好きだった。プロにはたくさん選手がいる中で注目されないと使ってもらえない。もちろんプレーで目立つのが一番ですが、それ以外のところでも注目してもらいたいという思いでやってきました。その代わり、野球に対してはちゃんとやるぞという気持ちを持ってました」

――大ファンである歌手・矢沢永吉への思いを教えてください
 「中学生のころに初めて曲を聞いてからずっと大好きで。矢沢さんの歌に励まされて、勇気をもらいました。バイブルではありませんが、そういう(大切な)存在です」

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