5点差逆転負け オリ 福良監督 リリーフ陣を叱責「許されんミス」

[ 2016年8月27日 22:31 ]

 最大5点差を逆転され、4連敗で借金は今季最多25まで膨らんだ。福良監督の叱責はリードを守れなかったリリーフ陣へと向けられた。

 6―4の8回無死、アマダーにソロ本塁打を許した3番手・比嘉について「許されんミス。外を要求しているのに、それでストライクを投げるのはあり得ない」と断罪。カウント0―2からの3球目、捕手・若月は外角にボール球を要求したが、投じたカーブは内に入ってきた。ファウルで事なきを得たものの、続く4球目も外角要求のスライダーがストライクゾーンへ。2度のミスショットはなく、打球はバックスクリーンへと弾け飛んだ。

 比嘉の後を受けた4番手・松葉も代わった直後の初球スライダーをペゲーロに右翼席へと運ばれ、同点とされた。「あそこも細心の注意が必要」と指摘する。ドラフト1位ルーキー・吉田正の2打席連続本塁打もかすむ今季最多タイ4被本塁打での敗戦。投打がかみ合わない現状に「(吉田正は)素晴らしい。それだけにもったいない」と最後まで厳しい表情だった。

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2016年8月27日のニュース