マーリンズ スター選手の出場停止処分に落胆 他球団では厳しい目も

[ 2016年4月29日 16:52 ]

マーリンズのディー・ゴードン内野手 (AP)

 昨季は首位打者と盗塁王の2冠、オールスターにも2回選出されているスター選手の禁止薬物使用に全米では衝撃が走っている。

 大リーグ機構は28日にマーリンズのディー・ゴードン内野手(28)に対し、運動能力向上の効果があるとされているテストステロンとクロステボルの陽性反応が出たとして80試合の出場停止処分に科した。

 ゴードンは同日のドジャース戦でも「1番・二塁」で先発出場。終盤には同点となる適時打を放つなど活躍を見せていた。チームはその後、勝ち越しに成功して5連勝。ロッカールームは明るい雰囲気に包まれるはずだったが、寝耳に水と言えるこの知らせに、チームメートを始め、球団関係者はショックを隠しきれない様子だった。

 「子どもたちやファン、チームメートなどみんなにとって、とても残念なことになってしまったね」と肩を落とすのはサムソン球団社長。しかし「今回の件を大目に見るつもりはないけれど、ゴードンはチームにとって重要な選手。みんな彼のことが好きなんだ」と話し、サポートする立場であることを明らかにした。マッティングリー監督も「彼はチームにとって家族同然の存在」と球団社長に同調している。

 ただ、タイガースの先発右腕、ジャスティン・バーランダー(33)はやや厳しい目で今回の件を見ているようだ。ゴードンが大リーグ機構の決定に異議申し立てをし、処分が確定するまでプレーを続けるかどうかは不明だが、同投手は自身のツイッターで「異議申し立ての間に試合への出場が許されるべきではない」と持論を主張していた。

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