阪神・陽川　でかした！プロ１号はＶ逆転２ラン　岩貞８Ｋ２勝目

＜神・Ｄ＞５回無死一塁、陽川はプロ初本塁打となる逆転２ランを放ち、金本監督（奥）らと笑顔でタッチを交わす

セ・リーグ 阪神２―１ＤｅＮＡ

（4月29日 甲子園）
　阪神は３年目・陽川のプロ初本塁打となる逆転２ランと岩貞の力投で連敗を２で止めた。

　４回までＤｅＮＡ・今永の前に９三振。嫌な流れを陽川の一振りで断ち切った。０―１の５回、先頭・鳥谷が四球で出塁すると、バックスクリーン左に飛び込む逆転２ラン。チーム初安打となる一発がうれしいプロ初本塁打となった。今季１軍デビューを果たし、１５打席目だった。掛布２軍監督と金本監督が将来の４番候補と期待する長距離砲が起用に応えた。

　投げては先発・岩貞が８三振を奪い、６回を４安打１失点（自責点０）で２勝目。今季通算４６奪三振とし、４３の今永（ＤｅＮＡ）を抑えリーグトップ、防御率０．７９は菅野（巨人）の０．５６に次ぐ同２位と快投を続けている。