ロッテ 涌井7回2失点、自己最多開幕5連勝「本当に大変でした」

[ 2016年4月29日 17:02 ]

力投する涌井
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パ・リーグ ロッテ4―3日本ハム

(4月29日 QVCマリン)
 ロッテの涌井秀章投手(29)は、29日の日本ハム戦に先発、7回2失点の好投で自己最多となる開幕5連勝を飾った。

 この日の涌井は初回に日本ハム先頭の陽に二塁打を許し、田中賢の適時打で1点を失い5回2死から再び陽の安打をきっかけにもう1点を奪われた。

 この2点以外は力強い好投を見せ7回を132球、9安打2失点7奪三振の内容だった。

 打っては2点差を追う5回に清田の3号2ランで同点とし、四球を選んだデスパイネ、角中の二塁打で無死二、三塁としナバーロの犠飛で勝ち越し点をもぎ取った。さらに7回には再びナバーロの適時打で加点した。9回を西野が1失点しながらも逃げきった。

 開幕5連勝の涌井は「風も強いし、本当に大変でした」と切り出しながら「でも、とにかく低めにおさえて…あとは清田のホームランを待っていました」と、この日16試合ぶりの本塁打を打ったチームメートに言及。「粘って投げていれば皆が点を取ってくれるので」と仲間への信頼を口にした。

 最後はポーカーフェイスを崩し「もしかしたら、(強風で)レインボーブリッジが封鎖されているかもしれないので、皆さん気をつけて帰って下さい」とジョークで締めた。

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2016年4月29日のニュース